なつめ0602のホントの話

保護猫と五〇代おじさんの思ったこと・体験したことを書いてます。

昨今の社会体制と人間としての正しい在り方について。

 数値至上主義の現代社会。人の価値を計るためにそれはある。

偏差値・学歴・年収・資産などでその人の優劣が決定し、その人を見る指針となる。

インドのカースト制によく似ている。出自が悪ければその人の一生は大体決定しまう。

 本当にそれでいいのだろうか、社会の底辺にいるモノでも有能な人間は多々いる。

「世の中をよくする。庶民により良い社会を。」とうたっている政治家さん達も、一皮むけば数値至上主義の権化だ。

 経済学のマルクスやエンゲル達が主張していた、本来の意味での社会主義。これが本当の意味で実現されれば、「庶民にとってのいい社会」が実現できよう。

 だが 数に支配されている現代人では、到底無理だ。

 それこそSF映画ではないが、政治・経済・司法を複数のAIに管理させてみてはどうだろう。先ず一番変わるのは、政治だろう。

 利益の優先の政治がなくなる。

 私が社会の底辺にいるから、これを言っているわけではない。

客観的に見ても、今の社会制度・政治制度の限界が見てとれる。このままの在り方で人間としての本来の意味での尊厳を無視したような体制が続くのなら、人間に未来はあまり長くは持たないだろう。

 それが証拠に、個々の人の考えが数値・時間に支配されている。SNS・ユーチューバーなどで数をたくさん得るために、なりふり構っていない姿などその典型に見える。

 その人個人の良いところ・能力・個性・才能を重視することがなくなったのも、これが所以だろう。

 他人の為不利益を被っても、動くなどと言うことも無くなった。

自然界で言うところの「天敵」というものが、人間には現在ない。それも人間自身に危機感などを失わせ、ダメにしている原因になっていのではないだろうか。

 私が子供の頃「戦争」と「天災」が人間の天敵だと言われた。だが現代ではそれすら少ない。

 現在の人間の在り方・考え方のままでは、と思い考えているのは私だけなんだろうか。それとも、私が特殊な人生を歩んだせいでそんな考えに至ったのであろうか。

これを読んでくれた方々はどのようにお考えだろう。他の皆さんの考え・思いを聞いてみたい。