現在のコンビニ業務について
コンビニ業務について。
昨今のコンビニ業務は煩雑で多忙を極める。様々な決算方法・様々なデリバリー・取り寄せ・取り置き・宅配など多種多様な業務を少ないスタッフで行っている。ギャランティーはその仕事量に比例していない。
故に、普通の人間ならコンビニで働こうとしない。面接に来る人間もそれを知らずに受けるものと、それを踏まえ取り敢えずと言う人間に分かれる。
新たにスタッフが入ったとして、覚える事が多いうえデリバリーの入れ忘れミスを多々起こし辞めるものも多い。
その上、搬入・検品・品出し・フェイスアップ・プライスカード(PC)の有無・商品の時間管理(消費期限)などの基本作業がある。
また、トイレ・床・コーヒーメーカー・油・エアコン・棚・ゴンドラ・カゴ・ガラス・犬走・店舗周り・イートイン・ウォークインなどの清掃業務がある。
月末はタバコ・酒類・原材料などの棚卸作業がある。
これだけの仕事を一時間1041円でやるのだから、割に合わない。
大手三社の上の方は、アルバイトは耐久消費物ぐらいにしか思っていない。表向きスタッフ大事とうたっているが、実際はただのお題目に過ぎない。
それが証拠に10年働いていようが、ギャランティーに変化は全くない。
これでは普通の人間なら長く続く訳がない。
オーナー店ではなおさらだ。
企業の打開策はコンビニのロボット化だそうだが、現在のロボットに上述の業務を全部こなせるはずもない。
コンビニを無人化すれば中高年のお客様は激減するは目に見えてい。その理由は、煩雑を嫌う事と、中高年の人は会話を楽しみに来る人が多いからだ。
このままではコンビニの将来はさらなる複雑化によって、自滅する。
大手三社さんも現場の厳しさをよく踏まえ、先の事を考えて欲しい。と言っても、自分たちの利益を優先するのが企業の存在意義。
だから、「ドミナント戦略」(1地域に同じ企業のコンビニ店を乱立させること。)などと言う大馬鹿なことが出来るのだ。これにより、オーナーさんがどれだけ売り上げを減らされるか考えていない。自分達はお店からロイヤリティーを摂ればいいのだから、利益は出るだろうがホントに人間としてそれでいいのだろうか。
煩雑・複雑になるからこそ「人間性」が大事になるではないでしょうか。
それさえわからない大手3社の方々なら、将来性はない。
このままでは「コンビニ」は将来的に無くなり、全く違うものになると私は考えます。
皆さんはどう思いますか。