なつめ0602のホントの話

保護猫と五〇代おじさんの思ったこと・体験したことを書いてます。

美由紀ちゃん 帰省中

 美由紀ちゃんの体調も良くなったので、今週の土曜日まで家に帰るように言った。

 家族と仲が悪いからと言って夏休みに1度も帰らないというのはどうかと諭し、渋々ながら帰省させた。

 「美由紀ちゃん ここが居心地がいいのは判るんだが、社会に出たら自分に心地のいい風ばかりは吹かないよ。すぃしん修養と思って、家にお帰り。」

 「でも、あの家にはわしの居場所なんて・・・。」

 「居場所なんて自分で作らないと、いつまでたってもそんな場所はないよ。」

 「・・・。」

 美由紀ちゃんのお母さんにLINEし、午後から家に帰る旨を伝えた。

 

 私との共同生活の中で彼女がどれだけ成長したか図るいい機会だ。

 

 みこちゃんはキャリーバッグに忍び込もうとしていたが、つきママさんが阻止していた。

 というわけで暫く家の中がしずかになる。