なつめ0602のホントの話

保護猫と五〇代おじさんの思ったこと・体験したことを書いてます。

いい店てなんだろう。

この頃 浅草のような有名観光地にて働いていて、強く思う事がある。

お客様にとて「いい店」って何だろう。

「味」「ブランド(名前)」「価格」「雰囲気」

グルメガイドで評価が高いから、テレビなどのメディアで美味しいと言っていたから。

創業何年の歴史がある店だから。

何万円もする料理だから。

????

何か違和感を覚える。

食べる側・買う側のステータスを満たすためのも?

提供する側も 受ける側も「確固たる自分」がなくなっている。

私が言うのは 確かにきれいごとだと判っている。

だが 非常にむなしく思う。

浅草などで働いている人達を見ていて、「仕事」に仕事させられている状態。

だから みんな余裕がない。だから サービスも納得いかないものになっている。

唯々 仕事をこなしている。

殊に 老舗と呼ばれている店は顕著。観光地ゆえ黙っていてもお客は来る。

胡坐など書いてはいないのだろうが、見ていて感じたのは「店を次に残すため、潰さないため」で営業している気がする。

確かに その思いは判るが。サービスはお客というモノから離れていってないだろうか。

自分を持たない「お客」、本来の意味を忘れた「お店」。

「ポイントが付くから」「クーポン割引が適用されるから」で行くのがいい証拠。

だから 私は飲食業から身を引いた。