なつめ0602のホントの話

保護猫と五〇代おじさんの思ったこと・体験したことを書いてます。

最終統合したのに、依然と何も変わらない。

 最終統合してから大分経つが、なつめとしての人格に変化はない。

 私としては久遠の「我が儘」や優君の「不安」などが出てもよかったのではと思っている。

 そうすれば、今よりはずっと人間に近づけると思ったのだが。

 視覚にシグナルの様な好転が見え始めたが、いまだそれが何を意味しているのか不明。目立った変化はその光点だけだ。

 視野といえば子供の頃に色は感知できるが、全てがモノクロに見えていた。だがこれも保護猫「いち」君と出会ってから若干 色がついた。だが 付いたといても「モノクロ」が「セピア」になった位のもの。美由紀ちゃんがいても充希ちゃんがいたも、それは変わらない。

 これは多分に3才の時に心を殺して生きる事を余儀なくされた結果だろう。

 多分 心を殺したから色もなく、感情もない。この体の寿命を迎えるまで、これは変わらないだろう。

 この間描いた美由紀ちゃんの絵、白黒だったのは私自身がそのように見えているからその儘を描いただけ。

 美由紀ちゃんには悪いのだが、やはり彼女は長々私の傍にいない方がいい。彼女たちは普通の人間で、私は人間に似た器物なのだから。人がポストや看板に何も感じない様に、他人様が私に優しさを与える必要はないと思う。

 彼女が一人で生きられるようになったその時は、私は彼女の前から姿を消そう。そうしないと彼女のことだから、わたしに気を遣い彼女の人生をダメにしてしまうだろうから。