なつめ0602のホントの話

保護猫と五〇代おじさんの思ったこと・体験したことを書いてます。

充希ちゃんは「足が遅い」

 先日 充希ちゃんが、私に「なーおじは足速い?」と聞いてきた。

「まあそこそこ。」

「じゃあ、私に走り方教えて!!」

 彼女を近所の公園に連れていき、20メートルくらいの距離を何回か走らせる。

 上体がそり、まるで競歩のような走り方。

「充希ちゃん、早く成りたいなら約束して。「途中で諦めない」と。」

「約束する。」

 先ず 足の親指で地面蹴りだすことをイメージさせ、踵は走っている間地面につけないことをやらせ、次に腕の振りを大きく振らせた。

 前を向いて走るのではなく、前方10メートル位いを見させた。

近くに急な坂があったので、そこで練習。下り坂を上述したことを守らせ、練習。

 最初はイメージが先行し、ちぐはぐな動きをしていたが2日もすると様になってきた。

 彼女は暫くそんな単調な黙々と練習していた。

昨日のこと「なーおじ、ありがとう。私 足すごく早くなったよ。練習する前は50メートル10秒かかっていたのに、今日学校で7秒8だって。男の子含め、クラスで3番だよ。」 興奮が収まらない。

「君が真面目に練習したからだよ。良かったね。」

「ホントにありがとう。私もっと頑張って1番になるね。」

「このまま、練習したらオリンピックに出れたりして!!」

飛躍し過ぎ。でもよく頑張ったね、充希ちゃん。